DIY

「DIY」とは? 英語と日本語

「DIY」とは、《do it yourself》の頭文字をとったもので、自分で何かを作ったり、修繕したりすることを指します。日本語では「日曜大工」に当たります。もともと「DIY」は、第二次世界大戦後のロンドンで生まれました。空襲で崩壊した街を自分たちの手で復興させようという国民運動が起ったのが始まりです。1957年には雑誌『Do it yourself』が創刊されました。運動はヨーロッパ全土へと広がり、さらにアメリカに渡ると、一大産業へと発展していきました。日本で「DIY」の語が使われ出したのは、1967年頃と言っていいでしょう。

DIY業界における草分け的存在となる和気産業の二代目社長で当時専務の専務・和気博史は、同年4月から10月まで開催されていたモントリオール万国博覧会を視察に訪れた際、「日曜大工コーナー」を設置したイギリス館で「Do it yourself」の文字の下に、家族そろって壁紙を貼っている姿を模した展示に感銘を受けました。それがきっかけとなり、家庭金物、建築金物中心だった和気産業は事業内容を日曜大工一本にしぼります。「DIY」の語は次第に「日曜大工」の語にとって代わって普及していき、1990年代には完全に定着したと考えられます。

英語のDIY用語―日本語の外来語となっているもの・近いもの

英語のDIY用語で日本語の外来語となっているもの、近いものとしては、以下の単語があります。

bolt ボルト
cement セメント
drill ドリル
hammer 金槌、ハンマー
nut ナット
paint brush 塗装用はけ・ブラシ
paint ペンキ、絵の具、塗料
pipe パイプ
pliers ペンチ、プライヤー
ruler 定規、物差し
sandpaper やすり・サンドペーパー
screwdriver ねじ回し・ドライバー
spanner スパナ
tape テープ
tape measure 巻尺
tile タイル
wallpaper 壁紙
washer 座金・ワッシャー
wire ワイヤー

英語のDIY用語―日本語の外来語として定着していないもの・違うもの

一方、日本語の外来語として定着していもの、違いがあるものとしては、以下の単語があります。

brick レンガ
chisel のみ、彫刻刀
file やすり
ladder はしご
nail くぎ、鋲
plaster しっくい、石膏
saw のこぎり
screw ねじ、ビス
spirit level アルコール水準器
stepladder 脚立
string ひも

まとめ

今回は、「DIY」という語句、英語のDIY用語についてご紹介しましたが、いかがでしたか? 英語のDIY用語に関しては、日本語の外来語となっているもの・近いものと、日本語の外来語として定着していもの・違いがあるものに分類しました。こうしてみると、前者に当てはまる語がけっこう多いことがわかります。もちろん英語として発音するときは違いに注意する必要がありますが、多くの語句が外来語として入ってきて、身近な存在になっているということでしょう。

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